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FrontPage MMC スナップイン
FrontPage Server Extensions で仮想サーバーを拡張する作成した仮想サーバーは、FrontPage Server Extensions を使用して拡張して、ルート Web にすることができます。仮想サーバーを拡張するには、サーバー コンピュータに Server Extensions がインストールされている必要があります。
Web サーバーが IIS 4.0 以降でない場合は、ショートカット メニューの [新規作成] をポイントし、[Web] をクリックします。
仮想サーバーを拡張してルート Web にした後で、その下にサブ Web を作成します。
サブ Web を作成するサブ Web はルート Web や他のサブ Web のサブフォルダで、完全な FrontPage 拡張 Web です。サブ Web は論理的に、Web サイト全体のコンテンツの一部分となっています。 サブ Web を使用すると、管理、作成、および表示の権限を個別に指定し、Web コンテンツを論理的に分割してパフォーマンスを向上させ、サブ Web ごとにページの外観を変更し、ハイパーリンクを簡単に管理することができます。 サブ Web は、ルート Web、サブ Web、あるいはルート Web またはサブ Web の下位のフォルダにのみ作成できます。サブ Web を作成すると、同時に FrontPage Server Extensions でそのサブ Web を拡張できます。はサブ Web に対応するフォルダがシステムで自動的に作成されます。
管理者を追加するパスワードを忘れてしまった場合や、別のユーザーを Web の管理者にする場合は、管理者を追加することができます。
ルート Web とそのサブ Web から FrontPage Server Extensions を削除するWeb に FrontPage Server Extensions が不要になることもあります。そのような場合は、ルート Web から Server Extensions を削除することができます。ルート Web から Server Extensions を削除すると、サブ Web からもすべての Server Extensions が削除されます。 Server Extensions を削除すると、FrontPage Server Extensions でサポートされているヒット カウンタや電子メール フォーム ハンドラなどの Web の機能が動作しなくなります。Web コンテンツはそのまま残ります。Server Extensions だけが削除されます。
Web またはサブ Web の FrontPage Server Extensions をチェックおよび修復するWeb の作成者が Web のコンテンツをアップロードできなかったり、サーバー コンピュータで Web を直接修正できなかったり、あるいは、FrontPage Server Extensions でサポートされているその他の作成機能を実行できないこともあります。その原因には、誤って大事なファイルを削除したり名前を変えてしまったこと、あるいはアクセス制御リスト (ACL) が壊れていることが考えられます。[Server Extensions の確認] コマンドを使えば、作成時の問題の多くが修復できます。このコマンドには、次の機能があります。
Web の FrontPage Server Extensions をアップグレードするFrontPage Server Extensions の新しいバージョンを入手できます。新しいバージョンでは Web の作成と管理のサポートは強化され、ヒット カウンタなどの FrontPage の既存の機能のサポートは保持されます。新しいサポートを利用するには、まず、サーバー コンピュータに最新バージョンの Server Extensions をインストールし、FrontPage 拡張 Web を最新のバージョンにアップグレードします。アップグレードできるのはルート Web の Server Extensions だけですが、ルート Web をアップグレードすれば、そのサブ Web もすべてアップグレードされます。
[Extensions のアップグレード] コマンドは、新しいバージョンの Server Extensions が使用できる場合にのみ表示されます。コンピュータのすべてのルート Web の FrontPage Server Extensions をアップグレードするには、コンソール ツリーのコンピュータ名をマウスの右ボタンでクリックします。
サブ Web を削除するサブ Web は古くなったり、ほとんど使われなくなったり、あるいは何らかの理由で不要になることがあります。たとえば、会社のイントラネットで情報を発行していたプロジェクトが終了または再編された場合や、インターネット サービス プロバイダの Web サーバーに Web サイトを投稿した加入者がサービスを解約した場合などです。このような場合は、サブ Web を削除することができます。 サブ Web を削除すると、その FrontPage Server Extensions と、すべてのコンテンツ、ファイル、フォルダ、およびネストしたサブ Web が削除されます。サブ Web を削除することはできません。
削除するサブ Web の下にサブ Web がネストされていて、そのネストしたサブ Web を削除する権限がない場合、ネストしているサブ Web は削除されません。
Web のフォルダをサブ Web に変換する独立した Web サイトにするのに十分な Web コンテンツ (Web ページやグラフィックス) がフォルダに含まれていることを確認したら、フォルダを簡単に FrontPage 拡張 Web に変換することができます。実際、サブ Web を作成するには、これが唯一の方法です。
サブ Web をフォルダに変換するサブ Web は不要になっても、そのコンテンツだけは残しておきたいという場合があります。このような場合は、FrontPage 拡張サブ Web を親 Web のフォルダに変換できます。サブ Web をフォルダに変換すると、FrontPage Server Extensions はサブ Web から削除され、サブ Web は親 Web の一般的なフォルダに変換されます。その下にネストされているサブ Web は、該当する親 Web にリンクされます。 変換したサブ Web の下位のサブ Web には、異なるテーマや権限を設定できます。変換したサブ Web の下位にサブ Web がない場合は、変換したサブ Web 内のページの一部のプロパティが失われる場合があります。
FrontPage を使って Web を開く管理者は、テーマ、テキスト、グラフィックス、および Web またはサブ Web のその他のコンテンツを変更しなければならない場合があります。FrontPage がサーバー コンピュータにルート Web またはサブ Web としてインストールされている場合は、Web を直接コンソールから開き、コンテンツを変更したり、FrontPage のその他の操作を行うことができます。FrontPage がサーバー コンピュータにインストールされていない場合は、コンソールから Web を開くことはできません。
サーバー コンピュータに FrontPage がインストールされていない場合、[FrontPage で開く] コマンドは表示されません。
Web のすべてのハイパーリンクを更新するWeb の構成を変更すると、その Web の別の部分とのリンクが変更されることがあります。たとえば、ページを追加したり、ページの名前やフォルダを変更した場合は、Web 内の他のページまたはドキュメントからページへのハイパーリンクを更新して、論理的なリンクを再構築する必要があります。FrontPage では自動的にハイパーリンクが更新されますが、必要に応じて、手動で更新することもできます。
生成する標準のスクリプト言語を指定するFrontPage Server Extensions は、特定の作成操作に対してクライアント側スクリプトを生成します。特に指定しない限り、Server Extensions ではこのスクリプトが JavaScript で生成されます。JavaScript は、最も一般的なブラウザである Netscape Navigator と Microsoft Internet で認識されます。VBScript でスクリプトを生成することもできますが、これは Netscape Navigator では認識されません。ただし、Internet Explorer だけを使っている社内イントラネットを管理している場合や、会社のすべての技術者がスクリプト言語に VBScript を使っている場合は、VBScript も選択肢に入ります。
手動で権限を設定するFrontPage では、管理者、作成者、およびユーザーに対して、そのロール別に各 Web に権限を設定し、管理することができますが、この方法では目的に合わない場合があります。たとえば、ファイルやフォルダに対して権限を設定したい場合もあります。手動でユーザー設定の権限を設定するには、アクセス制御リスト (ACL) で直接権限を設定します。 ただし、FrontPage を使って権限を管理すると、ACL がリセットされて、ユーザー設定した権限が変更されてしまいます。FrontPage で権限を無効にしておけば、誤ってユーザー設定の権限を上書きしてしまうことを防げます。
ルートWeb とそのサブ Web 上での作成の有効/無効を設定する作成中の Web や頻繁に更新が必要 Web には、その作成者がアクセスできる必要があります。ただし、Web によっては、完全な情報や不変の情報が含まれているため、Web の完成後に変更する必要がない場合があります。あるいは、Web を新しい場所に移動している最中や、その他の変更を行っている間に、他のユーザーによって Web が変更されるのを防ぐ必要がある場合もあります。Web の情報を保護するには、Web 上での作成を無効にして、ユーザーが Web コンテンツの追加や変更を行えないようにします。
フォルダに実行可能なスクリプトやプログラムを含めるかどうかを指定するWeb 作成者が Web サイトに CGI スクリプトや Active Server ページを挿入することを許可すると、作成者によってバグのあるプログラムやアップロードされたり、さらには Web サーバーにウィルスがアップロードされる可能性があります。作成者が Web の一部であるフォルダにスクリプトやプログラムをアップロードできないようにすれば、バグやウィルスによって引き起こされるリスクを回避することができます。
作成者の操作を記録するWeb コンテンツを変更する権限が与えられたユーザーは、テキスト、グラフィックス、リンク、構成などを変更することができます。Web に変更を加えたユーザーや、変更されたファイルなどを記録するには、ルート Web およびそのすべてのサブ Web で作成者によって行われた操作を記録します。このようにすると、作成者の操作日時、作成者のユーザー名、Web 名、リモート ホスト、および 1 処理ごとのデータがシステムによって記録され、ルート Web にある _vti_log/Author.log という名前のログ ファイルにこの情報が保存されます。セキュリティ違反が発生した場合は、このログ ファイルを解析して、作成者の操作によって Web 上で何が起こったかを調べることができます。
作成時に Secure Sockets Layer (SSL) の使用を要求するWeb の情報は、パイプの中にあるとき、つまり、Web 間での転送中に遮断されると非常に弱いものです。FrontPage、Web ブラウザ、および Web サーバーの間で情報を転送するときに Secure Sockets Layer (SSL) 標準を使用するように要求すれば、不正なアクセスに対してパイプを強化することができます。
作成に SSL の使用を要求するように設定した場合、作成者が Web で作業しようとすると、SSL の使用を求めるメッセージが表示されます。作成者は SSL の使用を FrontPage で選択できます。
Web のパフォーマンスを調整するFrontPage クライアントからの要求に対する Web の応答速度は、Web のサイズ、特にページ数と Web に含まれているその他のファイルの数に大きく影響されます。Web の応答速度は、Web を "調整" することで向上させることができます。Web を調整するときは、FrontPage Server Extensions によって、Web のページ数に基づいてキャッシュ サイズが確保されます。たとえば、100 ページ未満の Web や 1,000 ページ以上の Web を調整することができます。また、キャッシュ サイズおよびフルテキスト インデックスのサイズをユーザー設定することもできます。
ソース管理を有効にする複数のユーザーで Web コンテンツを変更する場合は、ソース管理を使用すると、必要に応じて、特定の Web ドキュメントを変更しているユーザーを表示したり、変更箇所を確認したり、作成者が他の作成者による変更箇所を削除できないようにしたり、ドキュメントを前のバージョンに戻したりすることができます。特定の Web にソース管理を使うには、FrontPage の組み込みのソース管理を使用するか、あるいは FrontPage をサポートしている Microsoft#174; Visual SourceSafe などの外部ソース管理プログラムを使用するかを選択できます。 組み込みのソース管理は FrontPage Server Extensions に含まれています。ソース管理を使用すると、Web のチェック イン/チェック アウトを行ったり、Web を前回のバージョンに戻すことができます。Visual SourceSafe およびその他のソース管理プログラムは FrontPage とは別に購入し、コンピュータにインストールする必要があります。一般的に、外部ソース管理プログラムを使用すると、組み込みのソース管理の機能に加えて、変更履歴を使用したり、Web を以前のバージョンのいずれかに戻すことができます。
Visual SourceSafe の [Visual SourceSafe 統合オプション] がオンになっていないと、FrontPage で Visual SourceSafe は使えません。このオプションを使用するには、Visual SourceSafe のインストール時に、カスタム インストール オプションを使用して選択する必要があります。
電子メール オプションを設定するWeb サイトの利用者に対して、電子メールを送信するように要求する機能があります。そのような機能の一例が、電子メール フォーム ハンドラです。これらの機能を有効にして電子メールを送信するには、Web サーバーのメールアドレス、宛先、SMTP ホスト、メールのエンコード方式、およびメールの文字セットを指定する必要があります。
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最終更新日 : 1999 年 4 月
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